紅茶の知識は実体験で楽しみながら得る
ペットボトルのすぐ飲めるものからリーフまで様々な紅茶が簡単に手に入るようになりました。こだわりをもって選びたいなら自分の好きなものから少しずつ知識をつけることを心掛けましょう。専門店で開催されるイベントなど得られる機会はたくさんあります。
自分の好きな紅茶を認識することからはじめる
コーヒー同様に紅茶も様々な種類が売られるようになりました。ペットボトルに入ったすぐ飲めるタイプはもちろん、リーフやティーバックでも選べないくらいの種類があります。それぞれの紅茶がわかると選ぶ時の楽しみにもできます。知識が必要だと身構える必要はありません。自分の好きなものや気に入ったものを認識することから始めましょう。まずベースになっている種類を確認します。それぞれの茶葉で飲み方がある程度決まっています。必ずその飲み方をしなければいけないわけではないですが市販されているものは組み合わせに忠実なものが多いです。もちろん香りや味が気に入ったものを選ぶのでも構いませんが種類に目を向けられると今まで選ばなかったようなものが選べるようになり選択肢が広がります。
同じ紅茶なら季節や産地に注目する
少しこだわるなら季節や産地に着目します。ダージリン一つとってもファーストフラッシュ、セカンドフラッシュ、オータムナルで違うお茶に感じられるほど差があります。市販の品でここまでこだわるのは少しハードルが高いのでリーフやティーバックを取り扱う専門店に行くことをお勧めします。必ずその時シーズンを迎えたものが店頭に並んでいるはずです。重ねて同じ種類でもいくつも銘柄があったりします。多くは取れる国や農場の違いから名前が異なるものです。フルーティなものやさっぱり飲めるものなど様々なので店頭には比較図があることが多いです。自分の好きなものを探すと同時に比較図に載っている情報はいただいてしまいましょう。今年のお茶の特徴などが簡単なポップで紹介されていれば一緒に目を通してみてください。
好きなものから楽しみつつ無理なく覚える
時期になると同じ種類ばかり集めた試飲会をやる専門店もあります。ダージリンばかり、セイロンばかりが集まる試飲会は圧巻です。違いがどこにあるのか店員さんの説明や掲示されている情報を頼りに感じるのはいい勉強になります。試飲会の会場では飲んだ茶葉が普段よりも安価で手に入ることもあります。会場にいるとすべてほしくなってしまう気がしますがそこを少し我慢してお気に入りの一つだけ買うことにしてみましょう。たくさんあるものの中からたった一つを選ぶルールを自分で作ることで真剣にお気に入りを探せるようになります。選りすぐりの一つであれば家でもしっかり楽しめるはずです。
まとめ
知識を得たいと思っても丸ごと覚えるのでは大変ですし何よりも楽しくありません。自分の好きなものから始めてイベントや購入契機にかこつけて少しずつ覚えるとうまくいきます。1年経てば年間のお茶をマスターしたよく知っている人になれます。
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